ヘッドライトブースターを作る
ヘッドライトブースターなんて書くとスゴイ物を想像するが、要はライトのリレーキットである。
オークションでも時々中古品が出回るが、落札価格は3,000円程度。送金手数料・送料を入れると4,000円を超えてしまう。(おいおい、綺麗なお姉ーさんの店を1回我慢すれば買えるぞ!)しかし!綺麗なお姉ーさんのお店を我慢する程良い子ではないので自作する事にした。
そろえた材料これだけ。
この他に自己誘着テープがあります。
家に既に有ったものが殆どで、今回の計画で改めて購入したものは、リレー・ヘッドライト用カプラー・配線少々です。
合計で3,000円しなかった。
配線はリレー制御用は0.5sq、ヘッドランプ用は家に有った2.0sqを使った。
先ずはリレーの固定方法を考える。
実際には固定場所を粗方決めて、その場所に合わせてステーを選択する必要がある。
私の場合はリレーはこの位置にした。
リレーの位置が決まったら、そこからライトやバッテリーまでの配線の長さを決める。

汎用の製品は多様な車種・多様な搭載位置に対応するために、各配線は長めに作られている。
実車で採寸するワンオフパーツは、当然ピッタシな長さで作る事ができる。
配線を必要な長さに切断したら、頭の中の設計図とおりに組み立てていく。

元々付いているコネクタは、無用な接点抵抗を少しでも減らすために全て外し、新しい配線をダイレクトに繋ぐ。
配線が完了したら、一度実車に仮に取付けして動作を確認してみる。
動作が確認出来たら、バラバラな配線を自己誘着テープで綺麗にまとめる。
完成である。自分的には結構きれいにまとめられたと思っている。
では実際にどの位電圧ドロップが抑えられたか検証してみる。
エンジンストップの状態で、Lowビーム端子で電圧を測定。

バッテリー端子での電圧12.2ボルト
リレー無しの出力 11.8ボルト → 0.4ボルトダウン
リレー有りの出力 12.8ボルト → ダウン0

正確に測定するとリレー有りでも0.0数ボルトはダウンしているとは思うが、結果は非常に満足である。