エンジン再塗装
塗装が完了したら洗浄するのだが、その前にケース内のバリを取っておく。
良く見ると写真のようなバリが数箇所在ったので、リューターで削り落としておく。
塗装をする前に念入りにシンナーで脱脂するのを忘れずに。
エンジンのような複雑な形のものを塗装する場合、塗料が回りづらい箇所がいくつもある。
予め塗る順番を頭に描く事が大切。

準備が整ったら早速塗装。
表面がある程度乾燥したら、焼付け釜に入れて焼き付ける。
露出しているネジ穴は、パウダー塗装で使う栓で全て塞ぐ。
下準備が出来たら、いつものブラスト工場へ。
先ずは古い塗装を剥ぐためにブラストをかける。メディアがケース内に侵入しないよう、ガムテープでしっかりと養生。クランクケースは上下一体にした方が、マスキングしやすい。
コイン洗車場に持ち込んで洗浄。
ブラストのメディアを徹底的に落とします。
特にオイルラインに残っていると後で泣きを見るので、しつこいくらいに水圧をかけます。
ブラスト処理が終わったら簡単に洗ってブラストのメディアを落としマスキング。