2008年4月3日、MKUがやって来た。それでは早速現状を検証してみよう。
先ずは外見から。ケロケロ管のエキパイの錆がひどい。
スピードメーター。
思ったより綺麗で文字盤の退色も見当たらない。
タコメーター。
こちらは若干退色しているが、醜いという程ではない。
タンクの外見は凹みもなくグッド。
しかしその中身は、結構ひどい錆が出ているうえにコーティングされている。
果たしてこのタンクは使用可能か?
エンジンはフィン欠けもなく、ブラック塗装の剥がれも少ない。ただヘッドカバーからと思われるオイルの滲みがある。

シリンダーとクランクケースの継ぎ目から液ガスがはみ出ている所を見ると、一度は開けられているエンジンであるようだ。
チェーンとスプロケは迷わず変えます。
630サイズだし。

キャストホイールだがチューブ仕様のタイヤである。
チューブタイヤはパンク修理に手間がかかるため、チューブレス化は必須である。
ブレーキディスクはフロント・リヤ共、厚みも十分に残っている。
但しマスターとキャリパー共、オーバーホールが必要である。
この際マスターはブレンボでも入れようか。
フロントフェンダーの状態はとても良い。
傷・錆は見当たらない。

インナーチューブの上部にメッキの剥がれ
があるが、ストロークにかからなければ取り合えず再使用。

シート下である。
小錆や汚れは有るが大きな痛みは見受けられない。
キャブはもちろんオーバーホールが必須である。
でも最初からCRを入れる予定である。
マルゾッキのサス。完全に抜けてます。
ヤフオクで処分決定(売れるのか?)
通関証明書と現地タイトル。
前オーナーはUSAマサチューセッツ州の方のようです。
現状はこんな感じである。これから車検取得に向けての整備に着手せねばならん。
キャブ(エンジンがかからねば)、ブレーキ、ライト(国外仕様のためレンズカットが違う)の他、
バッテリーやチェーンなど果たして幾らの費用が必要なのか?
電装系も心配やな〜。