燃料タンクの錆取り

前回キャブをオーバーホールした時、フロート室内に
大量の錆の固まりがあった。当然タンク内はごらんの
とおり錆だらけ。














タンクキャップもこのとおり。

熱湯を2リッター程そそぎ、体力の続く限りシェイク。
いい加減疲れたところで中のお湯を出してみると・・・
真っ赤なお湯が出てきました。

そこで取り出したるはタンククリーナー「花咲かG」
1リッター入りで5000円也・・・高い。
成分は・・・界面活性剤・・・石鹸?? そんな訳ないか。

激しい錆には最初は原液で・・・と記述がある。また60℃
〜80℃の温度が効果的とも書いてあるので、ポリ容器のう
えからお湯をかけて溶液の温度を上げてみた。

そしてタンクに注ぎ軽くシェイクした後、一晩放置プレー。
液漏れした時に備えて下に置いたのはベビーバス。
ジャストサイズでした。

翌朝1リットルの熱湯を追加し、3〜4時間ごとにタンクを
横にしたり裏返しにしてタンク内全体が液に浸かるようにし
た。

そしてその結果は











ちょっとピンボケですがご覧のとおり!

この後お湯を注いで軽く洗い流して放置。
隣の居酒屋に飲みに行き、そのまま就寝。
しかーし!









一晩放置プレーをした結果、再び腐食が始まっている。
恐るべし赤錆軍団。

説明書きを読むと、防錆効果を強める為に溶液は少し残
して後でリンスとして使用とある。
説明書きをよく読まなかった私の負け。

再度溶液を入れるのだが、季節は冬。溶液の温度が低い。
まだ2倍希釈であるので熱湯を足せば良いのであるが、
希釈すれば当然能力も落ちるし、また容量が増えるので
保管も大変だ。

鍋に移し替えてガスコンロで加熱を考えたが、嫁の逆鱗
に触れるので却下。

そこで考えたのがこれ!石焼
ガスコンロで加熱すること20分。

ほどよく焼けたら溶液の中へジュー。
ちょうど良い湯加減になったら溶液を再度タンクへ。

今回は表面だけの腐食(だと思う)ですので、3時間
ほどで排出、その後水で洗浄。

溶液の入っていたポリ容器に水を少し加えて、わずかに残
った原液でリンス用の液体を確保。

軽くリンスした後溶液を捨て、今度は錆びる前にストーブの前に置きながらドライヤーで強制乾燥させました。

ちなみに、激しく錆びていたタンクキャップもご覧の
とおり綺麗になりました。