前回キャブをオーバーホールした時、フロート室内に
大量の錆の固まりがあった。当然タンク内はごらんの
とおり錆だらけ。
タンクキャップもこのとおり。
熱湯を2リッター程そそぎ、体力の続く限りシェイク。
いい加減疲れたところで中のお湯を出してみると・・・
真っ赤なお湯が出てきました。
激しい錆には最初は原液で・・・と記述がある。また60℃
〜80℃の温度が効果的とも書いてあるので、ポリ容器のう
えからお湯をかけて溶液の温度を上げてみた。
そしてタンクに注ぎ軽くシェイクした後、一晩放置プレー。
液漏れした時に備えて下に置いたのはベビーバス。
ジャストサイズでした。
翌朝1リットルの熱湯を追加し、3〜4時間ごとにタンクを
横にしたり裏返しにしてタンク内全体が液に浸かるようにし
た。
再度溶液を入れるのだが、季節は冬。溶液の温度が低い。
まだ2倍希釈であるので熱湯を足せば良いのであるが、
希釈すれば当然能力も落ちるし、また容量が増えるので
保管も大変だ。
鍋に移し替えてガスコンロで加熱を考えたが、嫁の逆鱗
に触れるので却下。
ほどよく焼けたら溶液の中へジュー。
ちょうど良い湯加減になったら溶液を再度タンクへ。
今回は表面だけの腐食(だと思う)ですので、3時間
ほどで排出、その後水で洗浄。
溶液の入っていたポリ容器に水を少し加えて、わずかに残
った原液でリンス用の液体を確保。
軽くリンスした後溶液を捨て、今度は錆びる前にストーブの前に置きながらドライヤーで強制乾燥させました。